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舟木一夫 内藤洋子『その人は 昔』

4/6木 ラピュタ阿佐ヶ谷『その人は 昔』(1967東宝 松山善三)

http://www.laputa-jp.com/laputa/program/matsuyama_takamine/sakuhin4.html#29

http://movie.walkerplus.com/mv22018/

※タイトル「その人は」と「昔」の間がやや空いている感。

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↑ VHS。舟木一夫(23) 内藤洋子(17)。舟木デビュー3周年企画レコード『心のステレオ・その人は昔-東京の空の下で-』の映画化とのことだが「原作」と「脚色」は監督の松山善三となっておりレコード(現在CD化済)未聴のため具体的にどれだけの関連かは未詳。兎に角 舟木 内藤の2人が2/3ほども唄いまくる(実質は当然ながら舟木のほうが多いが)音楽映画であることに驚かされるが過半がロケ撮影のせいか所謂ミュージカル映画とも呼び切れないような雰囲気。全楽曲が船村徹担当でもあり歌謡映画好きとしては大満足──とすべきところだが如何せんストーリー面が苦手な悲しいお話過ぎるため手放しで絶賛できないのが残念。その辺原案のレコードではどうか多少食指。

一般的にはアイドル型女優のハシリとも言える内藤がヒロインとして終始大熱演している点が最重要と見られているようで 実際 素のままとも思えそうな自然な演技と何よりもそれまでの美人女優史の流れとは一線を画する新しいタイプの可憐さが目を奪わずにいない。序盤北海道での乗馬シーン注目。70年代に入り間もなく結婚引退したのが惜しまれるがそれだけに「伝説の美少女」イメージは大きいようにも。

個人的にはやはり舟木の相変わらずの達者さに舌を巻くがとくに本作では嘗てなく出ずっぱり大車輪の活躍で一層の驚き。東京の街を全力で走り回るシーンが最印象──車の往来激しい大通りを置き引き犯追い無謀横断するが群衆演出ありとも思えず…

主演2人以外は意識的に無名俳優のみで固めている模様。

 

↓ 冒頭 主題歌(画像は映画シーン交えたイメージ構成らしい)。


↓ 内藤洋子「白馬のルンナ」(映画シーンより)。

のちにレコード化され大ヒットの由(未CD化)。

 

↓ デュエット「恋のホロッポ」こちらもレコード化。ホロッポも馬の名前?

 

↓ 元になった企画盤。 ジャケ写の女性は当然内藤ではない。

こころのステレオ その人は昔―東京の空の下で
 

映画本篇が未DVD化なのが意外。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ユースケ・サンタマリア 相武紗季『警部補・碓氷弘一 ~殺しのエチュード~』

4/9(日)『警部補・碓氷弘一 ~殺しのエチュード~』 今野敏(未読)+池上純哉

三浦貴大 相武紗季 佐野史郎 ユースケ・サンタマリア 滝藤賢一

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傑作! 秀逸! 何がと言えば兎に角既存の捜査物パターンをさり気なく覆してるところ。この「さり気なく」が大事で如何にも大胆に「ほーらこんな新しいことやってるよー」とこれ見よがしにしてないところが巧み(つまり恰も類型のひとつみたいに見せかけてる)。主人公ユースケが変人刑事でなく普通で(但し仕事のため家庭を犠牲にと言うパターンは一応踏んでる)ヒロイン相武も変に鼻っ柱強い女傑でなく普通で(但しプロファイリング得意の才媛と言うパターンは一応踏んでる)上司佐野も融通利かない無能な威張り屋でなく普通で(但し上からの締めには弱いと言うパターンは一応踏んでる)同僚滝藤も単独捜査好きのはみ出し刑事でなく普通で(但し短気で主人公にライバル心ありと言うパターンは一応踏んでる)何よりも部署自体が何か裏の目的があって新設された余計者の寄せ集め場所だったりしない普通さ。これほど「普通」を一貫させてる例は実は今までになくてその点こそが逆に「普通」じゃない。肝心の事件とその捜査も冤罪とか圧力とか一見パターン化された要素を巧みに使ってさり気なくその実非常に面白いことをやってる。あまり期待してなかっただけに目を瞠った。演出 波多野貴文 『BORDER』の人か そう言うテイストちょっとあった。連ドラ化希望。

紺野まひる 畑芽育(はた めい)。

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↓ 現場検証でこういうの被ってるの他では見かけないような… (相武とユースケ)

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僅か乍ら佐野史郎羽場裕一の話すシーンあったが『誰にも言えない』思い出し。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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高橋真梨子(ペドロ&カプリシャス)「五番街のマリーへ」/ピーカブー「ポプラ通りの家」

新宿カラオケにて高橋真梨子(ペドロ&カプリシャス)の「五番街のマリーへ」を…

すると笹川吉晴さんが「ちょっとこれを聴いてみて」と唄ったのが…

ピーカブーと言うグループの曲「ポプラ通りの家」↓ 。

な、なんと…

詞が激似で吃驚!

其々の歌詞 ↓ 。一部では有名──とまでは行かない乍ら昔から知られていたらしい。

五番街のマリーへ 高橋真梨子 - 歌詞タイム

ポプラ通りの家 - ピーカブー - 歌詞 : 歌ネット

前者は1973年発売曲 後者は1978~79年のアニメ『キャプテン・フューチャー』ED曲。

よく読めば似ていると言っても1番の前半部のみで個々の言葉としては「娘」「住んでいたら」「訪ねてほしい」あたりになるが主旨の違う点で大きいのは前者が「見て来てほしい」だけなのに対し後者は「元気と」「伝えて来てほしい」と相手への接触を望んでいる点。これはどう言うことかと考えると前者は「悲しい思いをさせた」悔いと後ろめたさがあるのに対し後者は単に別れた人への哀惜のみだからか。2番は前者では1番同様悔恨一辺倒だが後者では昔日の甘い思い出が綴られその意味ではより詩的。

注目すべきは昔愛した「娘」のところを「訪ねてほしい」と友人(らしき第三者)に頼むと言う類似箇所を敢えて最もインパクト与える位置に持ってきていることでこれは所謂パクリ等と言うべきものではなくむしろオマージュ的意志だからこそだろうと推測される。因みに後者の詞を担当した山川啓介は前者の阿久悠の7歳年下(現役)。

さらに重要なのは前者が「ジョニィへの伝言」(1973)に続く所謂無国籍ソングなのに対し後者はより現実的な風景を描いた歌であること。前者の「五番街」は嘗て2人が夢を描き乍らも失敗に終わった異国の大都会(NY?)の一隅を思わせるが後者は「ポプラそよぐやさしい町」としている他 1、2番の末尾に「ふるさと」の語が出てきたりと日本の地方小都市を思わせる。また前者は女性ボーカルが男性の気持ちを唄う屈折があるのに対し後者は男性ボーカルでテーマ設定が素直な感じ。そのあたりこれら当該2曲に留まらず歌謡曲史の流れの面からも興味深し。なお作曲は都倉俊一と大野雄二。

 

「ポプラ…」を唄うピーカブーは藤島新 黒沢裕一のデュオで1976結成。「誰かがぼくをみつめてる」(『名犬ジョリィ』)「あこがれへの旅」(『銀河鉄道999』)等アニメ関連曲で知られている模様。

高橋真梨子は「五番街のマリーへ」を2015年に紅白初歌唱。ペドロ&カプリシャス時代は1974紅白初出場したが曲は先行の「ジョニィへの伝言」だった由。

 

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初ホッピー

新宿カラオケ。笹川吉晴さんよりタイタス・クロウ・サーガ完結のお祝いを頂戴す!

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ヱビス華みやび。加えて紅白の大福餅まで! 嬉しや!

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居酒屋ではホッピー初体験。これまた笹川さんに飲み方を教えていただき。

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白と黒 味の別まだよく判らず。

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浅草にホッピー通りなる名所ある由 1度行ってみたし。やはり外人観光客多い?

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因みにタイタス・クロウ・サーガ『地を穿つ魔』解説は笹川さん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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石原裕次郎 北原三枝『素晴しき男性』

4/5水 神保町シアター『素晴しき男性』(1958日活 井上梅次)

※タイトル注意『素晴らしき…』でなく『素晴しき…』。

http://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/program/dancing_list.html#movie04

http://movie.walkerplus.com/mv25635/

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↑ 中央 石原裕次郎 その右 上から 月丘夢路 大坂志郎 柳沢真一 左 上から 白木マリ 北原三枝。驚きの傑作ミュージカル映画。監督脚本の井上梅次がショー構成も手がける。裕次郎は序盤30分ほどしてようやく登場しやや焦れるが北原は出ずっぱりである意味単独主演の感すら。特集テーマの踊りは同日先に観た『青春怪談』での北原は稽古シーンのみで物足りなかったが本作では実力本格披露するとともに歌声も聴かせる。歌と言えば裕次郎が大車輪の活躍でソロ&コラボ数度ずつあり演技よりやはりこちらが得意の人かと。踊りとまでは至らない乍ら振りも魅せ 最注目は仲間たちとともに大坂志郎(北原義兄役)を見舞う折の公園での集団演舞で裕次郎1度とんぼ切りあり。前年の『嵐を呼ぶ男』で悪役ドラマーを演じた笈田敏夫が本作では気のいい同僚役で本領の歌唱力発揮。その恋人役白木マリは得意のダンス。柳沢真一はポスターでの扱いは大きいが見せ場はあまりなし。待田京介裕次郎弟役で北原を巡る恋のライバルとなる一方踊りにも参加(ややぎこちなし)。助演陣最瞠目は裕次郎姉役の月丘夢路で いつも乍らの高演技力に留まらず終盤 鏡の中で悪魔となった分身との2役でのセクシーな網タイツ姿パフォーマンスは必見物。他にストーリー面で北原姉役 山岡久乃 月丘恋人役 金子信雄 裕次郎両親役 三島雅夫&清川玉枝らが脇を固める。とくに清川はお話の軸となる一番の憎まれ役を巧みにこなし見事。また個人的に目を惹かれたのは平素アクの強い役の多い西村晃が好漢の舞台裏方役で一同による演舞にも陽気に加わっているのと もう1人は同じく裏方同僚役の田端義夫。得意のギター抱く姿一度あるもののソロ歌唱はせず台詞もほとんどなしで惜しい。総じて最大テーマである音楽面を筋立てが邪魔しない秀逸な作り。これほどの傑作にも拘らず裕次郎映画としては人気作群の陰に隠れ(あるいは他愛ない安易作と誤解されているのか)等閑視されているようで勿体なし。VHS化のみ1度ある模様。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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