南田洋子 二谷英明『影なき声』/佐田啓二 桑野みゆき『最後の切札』

10/18ラピュタ阿佐ヶ谷『影なき声』(1958日活 鈴木清順 松本清張「声」)

http://www.laputa-jp.com/laputa/program/mystery2014/sakuhin2.html#16

( ↓ ※ネタバレ注意!)

http://movie.walkerplus.com/mv25748/

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南田洋子 二谷英明。前年前々年の南田出演作『太陽の季節』『幕末太陽傳』に比べると地味なイメージで無名なためかDVD化されていないが(VHSは出ていた模様)これは傑作。宍戸錠の日活アクション路線コテコテ系悪役じゃないリアルなワルぶりや、芦田伸介の通念を裏切る小悪人役の巧さなどキャスティングの妙に目を瞠るが、それにも増して凄いのが終始横溢する噎せ返るほどの〈あの時代〉感。それこそが真の主役と言ってもよく隅から隅までリアル尽くし。あまりにもそこに徹し過ぎてて地味に見られるのも仕方なしか。

 

 

同日同所『最後の切札』(1960松竹 野村芳太郎)

http://www.laputa-jp.com/laputa/program/mystery2014/sakuhin2.html#18

( ↓ ※ネタバレ注意!)

http://movie.walkerplus.com/mv23045/

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(本編カラー) 佐田啓二 桑野みゆき。これまた未ソフト化が勿体ない傑作。『影…』同様時代感のリアルさが凄いが、こちらはそれ以上に主演ながら悪役の佐田啓二のスーパーマンぶり(役柄上でも演技者としても)に圧倒される。熱演とはまさにこのこと。『首』の小林桂樹にも驚いたがこれの佐田にはもっと驚く。期せずして『首』同様墓暴きがクライマックス、凄絶過ぎる結末に唖然。西村晃とまだ若い小池朝雄が名無しの墓堀り人、駆け出しの佐藤慶が一瞬しか出ないチンピラ役。ヒロイン桑野みゆきは多分初めて見た。 

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