江利チエミ『初恋チャッチャ娘』/植木等『日本一のゴマすり男』/勝新太郎 中田康子『飛び出した女大名』

 4/28火 上京当日ラピュタ阿佐ヶ谷歌謡映画特集で3本立て続け。

『初恋チャッチャ娘』or『チエミの初恋チャッチャ娘』(1956東宝 青柳信雄)

http://www.laputa-jp.com/laputa/program/dancing_singing/sakuhin3.html#26

http://movie.walkerplus.com/mv24526/

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江利チエミの映画これが初見。1952年15歳での「テネシー・ワルツ」大ヒット以降〈三人娘〉の一角として既に国民的アイドルで、このとき19歳ながら姉役の大女優 杉葉子 司葉子を脇に回しての主演。がお転婆 負けず嫌い 猪突猛進の地で行く庶民性キャラ全開で、何より元気溌剌の歌唱がド迫力。女性ジャズ歌手というと今では小洒落た大人のムードやハスキーorウィスパーボイスといったイメージ先行だが実はチエミの爆発的エネルギッシュさこそがジャズ歌の真髄だと思い知らせる。ワンシーンだけゲスト出演してる若かりしダーク・ダックスとのハーモニーも見事。作品紹介にはサクセスストーリーとあるが実際はそこまで行かずやっとデビューに漕ぎつけるまでのお話。というよりメインは三姉妹の出生の秘密?に絡むてんやわんやで歌手志望話は脇筋。関西お笑いの雄 花菱アチャコ台詞間違えての言い直しカットせずそのまま流す鷹揚さも微笑ましい(花菱は当時吉本所属だったというチエミのバーターとおぼしい)。同じ年ヒットシリーズ『サザエさん』1作目も撮られ今作での司の相手役 小泉博がマスオを演じてる由。

 

 

 

 『日本一のゴマすり男』(1965東宝 古沢憲吾)

http://www.laputa-jp.com/laputa/program/dancing_singing/sakuhin3.html#27

http://movie.walkerplus.com/mv21468/

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一昨年DVDマガジン版 ↑ 昨年東宝シネマファンクラブ版発売と相変わらず人気の大定番植木等映画。TSUTSYAレンタルがVHSだけだった頃以来2(or3?)度目、勿論スクリーンでは初。これについてはとうから濃いファンが微に入り細を穿ってるだろうから今更野暮は語らないが、1点だけ個人的なことを言えばやはりオレは中尾ミエがかなり好きなんだなと再確認。とくにここでは古沢流の顔大アップがあるのがいいが、植木映画では主役以外ほぼ唄わないようで残念。その意味で王道歌謡物から実はやや外れる。 

 

 

 

 『飛び出した女大名』(1961大映 安田公義)

http://www.laputa-jp.com/laputa/program/dancing_singing/sakuhin3.html#28

http://movie.walkerplus.com/mv20047/

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同じ勝新太郎 中田康子による『元禄女大名』見損ねてたのが悔やまれる傑作。勿論中田も唄ってるが3年後踊りまで大車輪で魅せた『アスファルト・ガール』の域は未だ封印?なのがやや残念。が総じてはザ・ピーナッツを絡めた人情大騒動がお姫様喜劇のツボ押さえまくりで、これだけの華やかさ楽しさならショー要素控えめも許せるどころか大満足。勝もイキのいいコミカル面遺憾なく発揮、水原弘は渋い歌声ふた節ほど聴かせる他鮮やかな殺陣も魅せて唸らせる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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