美空ひばり 高倉健『べらんめえ芸者と大阪娘』

7/22水 ラピュタ阿佐ヶ谷『べらんめえ芸者と大阪娘』(1962ニュー東映 渡辺邦男)

http://www.laputa-jp.com/laputa/program/toei-gendaigeki/sakuhin1.html#08

http://movie.walkerplus.com/mv20425/ 

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↑ DVDジャケ。美空ひばり主演〈べらんめえ芸者シリーズ〉これが初見。1959年より『べらんめえ芸者』『続べらんめえ芸者』『続々べらんめえ芸者』『べらんめえ芸者罷り通る』『ひばり民謡の旅 べらんめえ芸者佐渡へ行く』『べらんめえ芸者と大阪娘』『べらんめえ芸者と丁稚社長』と1963年まで7作ありいずれも芸者小春が主人公だが、第1作と同じ59年にそれに先立つ『東京べらんめえ娘』『べらんめえ探偵娘』がありさらに61年に『べらんめえ中乗りさん』があってそれらは小春物とは別のようだが関連性がどれだけかは未詳。

でこの『べらんめえ芸者と大阪娘』はシリーズ後期の作になるがひばりの相手役 高倉健は上記の大枠〈べらんめえシリーズ〉の大常連で2作目の『続べらんめえ芸者』から出始め『続々』『罷り通る』『中乗りさん』+本作と計5作に出演、ひばりと息がぴったりなのも頷ける。最大の見所は高倉がノリノリでセミコメディをやってるところと、そして何と言ってもショー要素つまりひばりの歌唱パフォーマンスだ。曲数がやや少ない気もするが内容の充実度は物凄くとくに中盤で芸者小春がクラブで唄い高倉と水原弘を魅了するシーンは圧巻、彼らならずとも目と耳を釘づけにさせられこれだけでも日本にこんな凄いパフォーマーがいたのかと驚愕すること請け合い。またひばりは得意の二役で(但しこのシリーズ中では本作のみの模様)2人のひばりが合成映像でハモりデュオを聴かせるシーンがありこれも吃驚。水原弘ひばりと密着しての甘いデュエット1曲あり。水原出演映画観るの4本目ぐらいだがどれも余技にはとどまらない達者な演技で感心させられる。ひばり実弟 小野透(のちの かとう哲也=加藤和也実父&「人生一路」作曲者)も冒頭で1曲コミカルに唄う。チャラい弟分役が嵌まってる。ストーリーは観客も頭がこんがらかるほど複雑な双子入れ替わり恋愛物だが 木暮実千代 伊志井寛(映画では初見)らの名助演+ひばりのいつもながらの熱演で感動とカタルシス満点。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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