中川信夫『恋すがた狐御殿』『亡霊怪猫屋敷』

9/30水 ラピュタ阿佐ヶ谷『恋すがた狐御殿』(1956東宝 中川信夫)

http://www.laputa-jp.com/laputa/program/nakagawanobuo02/sakuhin2.html#13

http://movie.walkerplus.com/mv24646/

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美空ひばり(19) 中村扇雀(25 現 坂田藤十郎)。本篇白黒。歌も踊りも殺陣もふんだんに盛り込まれた豪華夢幻絵巻。当然古いので乱れあるも往時の絢爛さは伝わる。扇雀を映画で観たのは初。2年後夫人となる扇千景(23)も出演。圧巻はやはりひばりの歌唱、年齢からは想像できない既に老成を思わせるほどの超完成の域。

https://www.youtube.com/watch?v=uO3FMDZWeao

https://www.youtube.com/watch?v=N0YySqEgk9Q

https://www.youtube.com/watch?v=tyHOO10v21o

 

 

 

同日同所『亡霊怪猫屋敷』(1958新東宝 中川信夫)

http://www.laputa-jp.com/laputa/program/nakagawanobuo02/sakuhin2.html#14

(※ネタバレ注意→) http://movie.walkerplus.com/mv25637/

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これは驚く。傑作──ではあるが敢えて怪作or問題作と呼びたくなる風情も。現代篇とその因縁を語る時代篇に分かれさらに現代篇が過去と現在に分かれる三段構成。一時間強の短い中に凝った趣向と演出が濃密に詰め込まれてもっと大作かと錯覚すらさせる。そんな映画全体の凄さもさることながら俳優陣の熱演がまた目を瞠らせる。とくに怪老婆役の五月藤枝と悪家老役の芝田新、怖さで言えば亡霊となる盲目の母役宮田文子。五月 宮田の両女優は不詳で残念だが芝田は早大出だそうで見るだに悪役な風貌からは意外? 原作は橘外男の『怪猫屋敷』で映画同様に時代を跨ぐ構成らしく食指をそそるが復刊等はされていない模様なので日下三蔵氏に期待(※追記 ↓ )。なおこの映画初観覧の場合は事前検索しないのが賢明。

予告篇 ↓ 。

 

 

 

※追記 『橘外男ワンダーランド 怪談・怪奇篇』所収と判明。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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