新珠三千代『女の中にいる他人』

8/2火 ラピュタ阿佐ヶ谷女の中にいる他人』(1966東宝 成瀬巳喜男)

http://www.laputa-jp.com/laputa/program/idetoshiro/sakuhin4.html#32

(※結末あり注意→) http://movie.walkerplus.com/mv21653/

近くの蔦屋にレンタルDVDもあるが無料券貰った機にスクリーンで。

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新珠三千代 小林桂樹。白黒。個人的には超名匠巨匠監督とはどうも肌合いがよくなく成瀬巳喜男『めし』『流れる』(ともに脚本 井手俊郎だが)等いまひとつ感心するに至らないが晩年のこの珍しいサスペンス作は些少の疑問(タイトルも)ありつつも面白く観られた。誰が犯人か真相は何かという常道だけがミステリーの妙味を生むわけではないことを示す好例。題材とテーマの差に応じカメレオンのごとく自在に手腕発揮する井手にまたも驚くとともにそれに見事に乗って自らを活かした成瀬も流石。小林を軸に新珠+三橋達也のほぼ三人芝居に絞られ其々巧みだがとくに新珠の切迫と陰翳が固唾呑ませる。初観覧前には検索せずが賢明(画像含め迂闊ネタバレ多々あり)。

 

原作エドワード・アタイヤ『細い線』(未読)は50年代初訳後ボケミス&ハヤカワ文庫入りしたようだが現在の出回りは古書のみの模様。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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