新井浩文 清正を語る

新井浩文 加藤清正&演技論?を語る。飾らなさが痛快。

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/08/27/kiji/K20160827013238390.html

「飲み屋でたまたま加藤清正に凄く詳しい“歴女”の方にメチャクチャ批判されたんです。“あんなの、加藤清正じゃない”って。ウチも笑ってしまいましたけど…」

「そもそもウチは日本の戦国武将はあまり知らなくて、根本的に時代背景も分かってないし、人間関係もよく分かっていないです。今回演じる上で加藤清正は名前くらいしか知らなくて、本やインターネットで調べても結局はいろんな説があったので、どれが正しいか分からないのが歴史の面白さなんじゃないかなと思います」

「(時代劇は)空想でしかないから、いかにそれを面白く見せるか、そこは作り手の問題。あとは見てくれる人たちがどう受け取るかというのは見る側の問題ですから。今回の作品は、自分で見ていても面白いし、時代を知らないウチでも見やすいなと思っています」

「大河クラスになると凄く難しいのが(役者たちの)年齢も違うし、やってきた土台も違うし、芝居のアプローチとかも全部違う。どれが良いかというのは絶対に分からないわけですが、年配の方の見慣れてきた時代劇調の台詞回しとは違う、ウチみたいにサラッと話すような役者を“学芸会みたいだな”“こいつ下手くそだな”と思う方もたくさんいると思うんですよ。でもウチはそれをやりたくないし、これからもしないし、たぶん時代も変わっていって時代劇調も薄れていくと思いますし…。そういうのは難しいなと思いましたね」

「目に見えて分かるもの、例えばボクサーだったらボクサーの体を作る、というのを役作りでやります。でも内面的なものとかは、台本と監督が決めたらいいと思っているので、特に何もしません」

「役に徹するって凄い格好いい言葉ですけど、徹せられるわけないじゃないですか」

「まず髪形も本気でやんなきゃいけないし…。“僕、役に徹しています”とか言っても、それはヅラでしょ。そういう人が言っても何の説得力もない」

「カットがかかったら(役を)すべて忘れたいです。セリフなんてOK出たら一瞬でトビますよ。ほとんど覚えてないです」

「(三谷氏の)映画は何本か見たことあるんですけど、お仕事をしたのは初めてで、やっぱり好きだったから、とても面白いです」

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隣人13号』には衝撃受けた。「内面的な役作りはしません」とか言ってるが…

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これめちゃくちゃ内面役作りしてるだろうとw

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで新井氏が言ってる「時代劇調の台詞回し」だが実のところ『真田丸』でそれをやってる俳優は1人もいない。と言うより大河自体そう言う流れは既に数十年前から失せてる。いやそれどころか所謂「時代劇調」(というものが実際にあるかは別として)でないほうが大河型歴史ドラマには合うようだと早い時期から暗黙の了解になってた節がある。当然ながら往年には多くのベテラン俳優(映画  演劇 歌舞伎 etc)が出ていたが如何にも時代物歴史物と言う大仰な芝居を見た記憶はあまりない──皆無とは言わないまでも。当たり前過ぎる話だが歌舞伎役者だからと言ってテレビドラマで大見得切るはずないし能や狂言の役者も出たが本業をやるわけもない。むしろ意外と大河は「醒めた演技」の宝庫じゃないかとすら。『真田丸』も実質主演?の草刈正雄にしてからがまるで日夏黙太郎の延長のごとく自在にやってるし。却って一番時代劇調なのが新井浩文かも?…みたいなことになってしまってるかもしれない…がそんなことに関係なくこの人の加藤清正は凄く面白い。この武将がここまでフィーチャーされ且つ類型脱して描かれるのは珍しいだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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