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若山富三郎『怪談お岩の亡霊』/佐藤允『みな殺しの霊歌』

新文芸坐 加藤泰 特集 http://www.shin-bungeiza.com/program.html

11/8火『怪談お岩の亡霊』(1961東映)

http://movie.walkerplus.com/mv20172/

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↑ 藤代佳子 若山富三郎。本篇白黒。傑作。DVD化済&有料動画にもあるがやはり劇場大画面で観るが正解。兎に角若山の冷酷無比な暴虐非道演技が際立つ。藤代佳子のお岩は昏い妖艶さ漂わす美貌で不幸と毒変は凄絶を極めるが怨霊と化してからがやや希薄なようで惜しい(藤代 時代劇多い女優らしいが未詳)。お袖の桜町弘子 与茂七の沢村訥升 正義ぶり清々し。直助の近衛十四郎 名演過ぎ?ややアンフェア感。加藤泰独特の迫力漲るトーン 60s初頭とは思えないほど先取的現代的で既に70s感横溢。ただ個人的には四谷怪談物として敢えて比せば2年先立つ中川信夫版『東海道四谷怪談』を依然好む。12月に同じ新文芸坐豊田四郎版『四谷怪談』(66仲代達矢 岡田茉莉子)予定 是非観たし。

 

 

 

併映『みな殺しの霊歌』(1968松竹)

(※ネタバレ注意→) http://movie.walkerplus.com/mv22226/

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倍賞千恵子 佐藤允。本篇も白黒。佐藤 東宝から客演。加藤泰作品としてはこちらのほうが名高いらしいが個人的には全体にやや力み過ぎに見えどこか上滑り感拭えず。台詞が少々固すぎる気も。同じ殺人鬼主役乍ら『お岩の…』若山の透徹した虚無と本作佐藤の憤懣はある種対照的で其々適役だが前者の悪のほうが感覚としてはより現代的で映画自体もその差を映すように前者がより新鮮に感じられるのが妙。こちらもDVD化済。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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