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中村万寿子『東京ロマンス・ウェイ』/仁木多鶴子『たそがれの東京タワー』

11/22火 ラピュタ阿佐ヶ谷 1958竣工した東京タワー背景の恋愛物2作。ともに小品乍ら佳作の域を超えた傑作で驚き。揃って隠れた逸品。

http://www.laputa-jp.com/laputa/program/tokyo_eigachizu02/sakuhin3.html#21

『東京ロマンス・ウェイ』(1959日活 吉村廉) http://movie.walkerplus.com/mv25948/

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↑ 中村万寿子 二谷英明。主役2人の格差愛を平尾昌晃 西村晃ら悪友?たちが応援。紹介には「平尾ヒット曲に乗せて」とあるが平尾の唄う主題歌始め数曲はいずれも映画オリジナルとおぼしく有名曲ではないと思われる(但し平尾自身はウエスタンカーニバル&「星は何でも知っている」で既に大人気の頃)。中村万寿子 同年(59)の『事件記者 仮面の脅迫』で1度観ているが今回は庶民的愛らしさが一段と嵌まり二谷とも堂々伍す。日活らしい洒落たセミコメディ味も高効果。もっと長くてもよかったと思わせる良作。

 

 

『たそがれの東京タワー』(1959大映 阿部毅http://movie.walkerplus.com/mv25956/

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↑ 仁木多鶴子 小林勝彦。こちらも身分差恋愛だがやや深刻味が濃くかなりシンデレラ物語的でハラハラさせ乍らもやり過ぎずとどめている点が良質。さりげない乍ら秘かに凝ったカメラワークの美質も光る。仁木多鶴子 超好演。前年(58)『猫は知っていた』主演とのことで芸名は仁木悦子に因むとおぼしい。小林は後年悪役&声優で知られるが今作では二枚目ぶり発揮。脇では珍しく洋装の三宅邦子と美貌の若年期 市田ひろみが目を惹く。仁木ライバル役 金田一敦子も美人。フランク永井の主題歌「たそがれのテレビ塔」(東京タワーとしなかったのは故あり?)は佳曲乍らヒットに至らなかったようで惜しい。

(個人的には入手済み企画アルバム『東京の夜は楽し』収録により既知)

 

 

両作とも東京タワーが程よく活かされ当時の雰囲気が伝わる。また尺短いこともあって無駄が排されお話がストレートなのも効き且つ台詞も自然で脚本演出ともに秀逸。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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