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緑魔子『可愛いくて凄い女』  

1/20金 ラピュタ阿佐ヶ谷『可愛いくて凄い女』)1966東映 小西通雄) 再上京当日観覧。

http://www.laputa-jp.com/laputa/program/picaresque/sakuhin3.html#20

(※ネタバレ注意→) http://movie.walkerplus.com/mv21832/

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緑魔子(22) 天知茂(35)。本篇白黒。傑作。『おんな番外地 鎖の牝犬』『続おんな番外地』(1965/66共に未見)に次ぐ〈女番外地シリーズ〉3作目とのことだが前2作とは主演 緑の役名が異なりお話の継続性はない模様。本作では緑演じるズベ公掏摸が偶然出会った腕利き掏摸 天知の薫陶を受け警察を悩ます名うての札付き女となって暴れ廻る様を描く。が執念深いヤクザ今井健二との攻防から先を読ませない意外な展開へと転じ怒涛の終盤が瞠目させる。ここでの今井の悪党ぶりが凄まじい名演で最格上の天知をも食うほど。緑の女掏摸仲間 浦辺粂子 園佳也子も可笑し味交えた巧演 とくに浦辺は既見出演作中最フィーチャーの熱演。大坂志郎 毎度の世慣れた刑事役嵌まり。美人局にかかるダメエリート木村文武とその妻 城野ゆきもいい味。今井手下役 無名期の小林稔侍 デパート店員ちょい役 磯野洋子。緑魔子はこうした低俗物?量産路線に嫌気がさし2年後東映を去り以後芸術作やアングラ演劇で本格開花した由だが本作での著しい個性発揮と映画自体の高完成度は既に充分以上〈芸術的〉と個人的には思える。シリーズ前2作も観たし。

↓ 上のポスターの基になったスチール。

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※タイトルは『可愛くて凄い女』ではなく『可愛いくて…』と「い」が入る。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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