松尾嘉代 内田良平『機動捜査班 警視十三号応答なし』

2/26(日)神保町シアター『機動捜査班 警視十三号応答なし』(1963日活 小杉勇)

http://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/program/keiji_list.html#movie13

(※ネタバレ注意→) http://movie.walkerplus.com/mv20841/

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内田良平 松尾嘉代。シリーズ既見2作 ↓ のあと…

http://domperimottekoi.hatenablog.com/entry/2017/02/18/163836

http://domperimottekoi.hatenablog.com/entry/2017/02/20/112917

…いきなりの13作目(上映13番手なのは洒落?)。驚きの大傑作。主演格「大宮刑事」の青山恭二がFBI視察設定のため出演冒頭のみ 代わりに上野山功一が「新田刑事」として4課より応援(上野山は3作目「秘密会員章」で「大宮刑事」を青山と交代出演歴あり)するが宮崎準(伊藤部長刑事)花村彰則(金子刑事)長尾敏之助(遠山係長)らレギュラー陣も大活躍。が実質主演は本シリーズ悪役常連の内田良平で組織乗っ取りに執念燃やす下っ端ヤクザの謀略を恐演。ヒロイン格は悪女情婦役 白木マリだが 注目はむしろ当時20歳の松尾嘉代 出番短くも内田に翻弄される清純娘役 熱演。翌年(64)鈴木清順肉体の門』ののち日活からTBSに移り『ただいま11人』(65) さらに2サス女王への道を歩むとはまだ想像外の頃。助演他に組織幹部役 山田禅二いい味出しまくり。ボス役 加原武門 松尾兄役 郷英治らも好演。個人的最感心(関心)は舞台&題材であるヤクザ組織が極めてリアルで当時隆盛のギャング路線&お膝元日活アクションの類型的「悪の組織」像を脱している点。のちに東映が生み出す「任侠」さらにその後の「実録」とも異なり ひょっとすると最も現実に近いイメージはこれではとさえ。取り締まる側の警察との関わり方も実に自然で現代の警察ドラマ(映画)はこの手法にこそ学ぶべきかも。ストーリー面では本シリーズお得意のどんでん返しがこれまでで最効果。密室殺人(!)もありこれがまた現代本格ミステリー物のように密室である点のみに不自然に固執しないのが佳。副題「警視十三号…」の意味 終盤明らかに。ラスト小杉勇 自家薬籠の銃撃戦+大追跡劇 舞台広大な河川敷で一段の迫力。青山いないほうが良作傾向?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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