沢本忠雄 待田京介『刑事物語 灰色の暴走』/南風夕子 丘野美子『刑事物語 銃声に浮かぶ顔』

ラピュタ阿佐ヶ谷刑事物語』特集(OYAKO-DEKA SPIRITS) 初訪。

1作目『東京の迷路』2作目『殺人者(ころし)を挙げろ』は昨年初見 ↓ …

http://domperimottekoi.hatenablog.com/entry/2016/11/01/044657

…につき割愛し3作目『灰色の暴走』↓ (1960日活 小杉勇)から。

http://www.laputa-jp.com/laputa/program/keijimonogatari/#03

http://www.nikkatsu.com/movie/20425.html

(ネタバレ注意) http://movie.walkerplus.com/mv22744/

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↑ 上 沢本忠雄 中川姿子(しなこ) 下 青山恭二 益田喜頓。本篇白黒。ゲスト男優の1人沢本は実年齢25歳乍ら鑑別所あがりの未成年設定 童顔ゆえさほど違和感なし。既に前年から『事件記者』シリーズ主役級で数作出演中で本シリーズ登場はこれが唯一。もう1人の男優ゲスト待田京介は1作目『東京の迷路』では主演の片翼だったが今回は悪役。青山と交代後の出演は今作のみ。女優では中川と楠侑子が初登場し其々他に2作ずつ出演。中川は姉と妹も女優で父はダンサーの芸能一家の由。お話のほうは前2作同様人物造形共々これでもかのコテコテ設定で終盤の追跡劇大アクションに総エネルギー傾注の作り。今回はパトカー→ギャングの車→沢本&中川のバイクの3段同時追跡で真ん中に挟まれたギャングは前後へ銃撃する忙しさ。当然合成映像も交えるが沢本本人のバイク実技シーンも数ヶ所挿入される念の入れよう。ラストは定番広大河川敷での大捕物。親子刑事は人情派vsエリート設定乍ら実はさほどの対立はなくむしろ息子青山の懐の深さが際立つ。とくに今回は中盤でヤクザのふりをするシーンが堂に入り過ぎて可笑しい。益田は若手を諭し乍ら自分は勝手な行動をとるあたり『踊る大捜査線』のいかりや長介の祖型のようにも。

 

 

併映 4作目『銃声に浮かぶ顔』(1960日活 小杉勇)。

http://www.laputa-jp.com/laputa/program/keijimonogatari/#04

http://www.nikkatsu.com/movie/20435.html

(ネタバレ注意) http://movie.walkerplus.com/mv22828/

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↑ 南風夕子 丘野美子。初登場ゲスト女優の2人だが実は両者とも出番極めて短く主な登場シーンはともに中盤のみ。またある意味対立関係にあるのはたしかだがこのスチールのように直接絡むシーンはない(南風が銃を持つこともなし)。とくに個人的贔屓の南風 僅か乍ら美貌のアップあるのが救い。本シリーズでは丘野は本作が唯一だが南風は他に3作出演。今回のお話の特徴は益田が銃を盗まれる一大不祥事を犯す点で 日頃は人格者過ぎる気味のある老刑事が責任痛感し辞職寸前まで追い詰められるところはある種和ませ?もするが如何せんその不始末の原因があまりにコテコテ。がそれもこのシリーズではご愛嬌の域か。今回も息子青山のバランス感覚が佳。クライマックスはその銃を巡る攻防となりいつものような大掛かりなアクションには欠けるが緊迫は鋭利。ゲスト男優 岩下浩 熱演。大河にも出演歴あり現在84歳。他に一瞬乍らアイドル型女優 刈屋ヒデ子 顔見せ。

↓ 岩下浩 刈屋ヒデ子。

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今回初めて気づいたが冒頭クレジット 監督 小杉勇の名前の右下に「、、」のような傍点が2つ。藤岡弘、本田美奈子. に類する?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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