嵯峨三智子『女房族は訴える』『甘い夜の果て』

備忘 12/7木 シネマヴェーラ渋谷 嵯峨三智子 特集 初訪。

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『女房族は訴える』(1956東宝 筧正典)

https://movie.walkerplus.com/mv24599/

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佐野周二 三宅邦子 小泉博 岡田茉莉子。白黒。冒頭間もなく既見と気づいたが(『女房族は訴える』)面白さ全く褪せず改めて大傑作と得心。特集テーマの嵯峨はバーの女役で 併映作 ↓ もそうだがこの人ほどこの方面の役柄が自然に嵌まる女優もいない。今作では後半展開の鍵となる役どころで効果的。なお上のスチール ↑ は二日酔いの男性陣を奥方衆が叩き起こす実シーンに基づくが この場合は例外的で平素は同居していない設定。

 

 

 

『甘い夜の果て』(1961松竹 吉田喜重)

https://movie.walkerplus.com/mv19909/

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↑ 嵯峨三智子 津川雅彦。白黒。津川単独主演作初見。ヒロインと言える山上輝世は出演作ほぼこれのみのようだが 既成女優にない独特さが目を惹く。嵯峨は資産家の父(浜村純)が経営する高級バーのママ役で金にも男にも力にも不自由しない自信満々の完成された女の造形が素晴しい。他では酒癖の悪い社長役 佐々木孝丸の泥酔演技秀逸。佐藤慶 一瞬のみ。滝沢修はここでも少々勿体ない使われ方。

所謂松竹ヌーベルバーグの1例らしいが 個人的にはそのレッテルも含め好みの作とはなり得ず。DVD化済み。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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