大河史
行きがかりで渋谷の上のほうまで行ったらNHKスタジオパークが無料だったのでつい入ってしまった。でもやはり子供向けのアトラクション?がほとんどなので大分拍子抜け。
ただ歴代大河ドラマのサワリを見せるモニターの前ではつい立ちっぱなしで過ごしちまった。http://www9.nhk.or.jp/taiga/catalog/index.html でも結局『春の波涛』までで息切れ。第23作だから半分にも行ってない。それでもいまだ記憶に鮮明にある『源義経』(第4作)の弁慶(緒形拳)立ち往生見れたのはよかった。『天と地と』(第7作)の川中島単騎攻めのシーン記憶になかったのは悔しいが、これも今見れたのは新鮮だった。信玄(高橋幸治)がうっすら笑みを湛えているように見えるのが印象的。あと大河全般に松坂慶子・吉永小百合の出演が多い気がしたのは編集の効果かな。因みに大河での吉永で忘れられないのは『風と雲と虹と』(平将門=加藤剛)での山中で無数の男たちに輪姦され舌を噛んで果てる姫の役。勿論そのシーン自体は描かれず前後の演出で仄めかされるんだが、それが却って美しくすらあって悲哀を誘った。男性キャラの凄惨な死は枚挙にいとまのない大河だが、女性の悲惨な最期としては壇ノ浦で入水する平時子(中村玉緒・深田恭子)と並ぶ。
帰りに腹が減ったのでさくらうどん ↓ 。うどんといいつつ蕎麦並みの細さだが、春らしくさっぱりしててまあよし。但しスタパ食堂のあんちゃんの上から目線はいただけない。あんなんじゃまた受信料やめっぞ?
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