夏川純/『日本暗殺秘録』

 夏川純さん懐妊おめでとう!

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よかったよかった出番が減っても女の幸せ掴めばそれで勝ち組よ。

にしても旦那さん(一般の人らしい)羨ましすぎるぜ。

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っていう臨時ネタとは関係ないが、4/8 池袋新文芸座で『日本暗殺秘録』。

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1969東映、監督中島貞夫、脚本笠原和夫、出演千葉真一片岡千恵蔵田宮二郎藤純子若山富三郎菅原文太高倉健鶴田浩二他。

東映の総力による文字どおりの超大作。これはほんとにかなり凄い映画だ。かぶりつきに近い前から2列めで見あげるようにして見てたが、それに見合う迫力があった、顔のどアップとかもう腹一杯なほどで。無論DVDも出てるが劇場で見て正解だった。

脚本の笠原はこれと前後して藤・鶴田・高倉・若山・菅原らによる任侠映画を多数書いているが、これだけは趣を異にする。キャストも任侠物の常連中心と見えるが、一応オムニバスになっていてメインの血盟団事件篇の主役である千葉が全体の主演といえ(但しクレジットは井上日召役の片岡が一番手)、若山・菅原・高倉・鶴田らは桜田門外の変から二・二六事件に至るまでのその他の事件篇にいわばゲスト的に登場するのみ。

とにかくテロリスト役の千葉の熱演が圧倒的。といっても得意のアクションでってことじゃ全くなく、貧困から宗教に目覚めやがて革命に目覚めていく過程がこれでもかというほど丹念に描かれ、却って肝心なはずのテロ決行のシーンがあっけなさすぎるように感じられたくらい。千葉といえば68年からの超人気ドラマ『キイハンター』の実質主演真っ只中の頃だから当時日本で一番多忙なテレビ俳優だったわけだが、それを休んでこの映画を撮り映画界に回帰するきっかけになったらしい。また田宮にとっても復帰作とのこと。あと近藤正臣・砂塚秀夫など今見るとオッと思う(いろんな意味で)俳優がちょい役で出てるのが目を惹く。とくに『隠密剣士』で風摩小太郎や甲賀金剛やった天津敏が井上日召の高弟という貫禄のある役どころやってたのがちょっと嬉しかった(但し役名なし)。

映画の内容としては、当時は学生運動盛んな時代だからその意味での一種特別なリアルさがあったんじゃないかと思うが、今は当然別の見方がされるだろうしされるべきでもあるだろう。個人的にはある理由から戦前史の読み変え的なものへのヒントが感じられる気がしたところも面白かった。

それから今回のは新文芸座での富司純子特集の1本としての上映。http://www.shin-bungeiza.com/program.html 本作での富司(当時=藤)はヒロインともいいきれない文字どおりの助演だが、少ない出演シーンでも映画の全体までも華やがせ且つ引き締める美しさと力強さが溢れてるのは流石(東映のドル箱女優だからそれなりのリスペクトを以て撮られるのは当然にせよ)。 ↓ 左千葉、右藤。

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