『モノクロームの少女』『アフタースクール』

TSUTAYA長岡川崎店で『モノクロームの少女』がDVD化されてたのを発見! 即借りて再見。幾つか新たに気づいたことなどあり収穫。

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 前回は公開時に見たが、主演寺島咲はその後『この空の花』にも鍵となる役で出演、何かと長岡に縁ができてる。一方監督五藤利弘(長岡出身)は『ゆめのかよいじ』(未見)で再び栃尾ロケ。でこの『モノクロ…』は贔屓目でなくほんとにいい映画だ。全てがぎこちないかのように見えながら実はそう見えること自体がこの映画のいわば〈魔術〉になってる。とかくファンタジーとか青春とかいう冠詞で分類しがちだが、そんな安易なレッテル貼りだけで済ませるのは勿体ない。この過剰なほどの淡々さが却ってなぜか醸し出すある種の〈サスペンス〉(目を逸らさせない何か)の正体を考える必要がまずある。

 

 

 

ついでにこれまた〈是非もう一度見たい監督〉である内田けんじの『アフタースクール』もこの際再見(ほんとは『運命じゃない人』のほうが贔屓だがちょっと見つからなかったので>あるはずだが)。

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あらためて内田の独特さに感嘆する。巧いとかいうことよりも〈独特〉のほうが当て嵌まる。〈巧い〉というとつまりミステリー的な見せ方・隠し方・騙し方なんてことになるだろ、そうじゃない、そんなことはむしろどうでもいい。肝心なのはそんな〈こけおどし〉の背後に潜むもののほうだ。その点の分厚さがやはり『運命…』のほうが優ってる(『運命…』の前半を「退屈」と評してたプロのミステリー作家がいたが信じがたくて呆れた。いうまでもなくあそこはバカな観客の目には〈退屈〉と映るようにわざと作ってあるわけで)。

にしても佐々木蔵之介の〈巧さ〉には舌を巻く。個人的には主役はそっちにしか見えない(といっても大泉洋は別に嫌いじゃないどころか大いに好きだが、とにかくここではってこと)。

 

 

というわけで『モノクロ…』『アフター…』と期せずして〈アクションが全くないのにサスペンスフル〉であると同時に〈〈学校〉〈卒業〉にそこはかとなく絡む〉映画2作を、しかもどちらも〈もう一度〉見た。

ってところで〈新潟県ロケ地映画祭〉が9月にあり『ゆめの…』も再上映されるそうだが http://t-joy.net/site/nagaoka/information/ ちょっーと都合が合わないかな残念orz。

それと『モノクロ…』DVD化されてるのになぜかAmazonは扱ってないのなこれも残念。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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