中村登『暖春』『爽春』

神保町シアター〈銀幕の森光子〉にて『暖春』『爽春』を見る(其々別の日に)。

f:id:domperimottekoi:20130814083049j:plain

http://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/program/mm_list.html#movie15

 

 f:id:domperimottekoi:20130830203935j:plain

f:id:domperimottekoi:20130522103545j:plain

↑ 上『暖春』(岩下志麻・川崎敬三)、下『爽春』(岩下・生田悦子)。ともに監督中村登で、もう1つ『惜春』と3部作とのことだがそう沢山も見れないので割愛(それのみ主演別だし)。森光子はともに脇の母親役だが、森以上に両作共通でしかも大活躍なのが山形勲有島一郎の2大男優。とくに山形はテレビでは大御所の存在感俳優というイメージのみだったが、ここでは悩める日本の壮年男の心理の機微を陰影豊かに且つ抑えたトーンで見事に演じていて目を瞠った。とくに『爽春』では岩下すら食うほとんど主演と思える圧巻ぶり(有島との取っ組み合いのサービスまである)。個人的に一番の収穫。

山形勲

f:id:domperimottekoi:20130830214520j:plain

 

ところで中村登というと作品は連続ドラマ『愛子よ眠れ』(72、フジ)を見てるのみ。今の月9枠であった〈四騎の会ドラマシリーズ〉の1作でアンドリュー・ガーブ原作のスリラー、菅貫太郎の怪演が印象に残ってる。中村自身は四騎の会のメンバーじゃないようだが木下恵介の肝煎りでの登板か。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

.