西崎憲さんがTwitterで村野四郎の詩を紹介してたのを見て触発されたので、真似してみる。
「肉體」 (『實在の岸邊』より)
肥滿した靈魂の下婢よ
おまえは
やわらかい入口をもち
とめどなく漏る花甕だ
──それは神さまの唾液でいっぱいである
おまえは
家畜の夫婦がねむる
猥褻な納屋だ
(後略)
村野四郎については旧ブロクでちょこっと触れた。http://d.hatena.ne.jp/natsukikenji/searchdiary?word=%C2%BC%CC%EE%BB%CD%CF%BA
この人のお陰で勘違いしなければこの年になるまで勘違いしっ放しじゃいなかったかもしれないから、たまにこうして思い出さねばならない。
.