石橋杏奈 竹富聖花『ゆめのかよいじ』

12/16ヒューマントラストシネマ渋谷ゆめのかよいじhttp://yumenokayoiji.jp/

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まさか東京でこの映画を見られるとは思わなかった、しかも年末帰省直前だからギリギリこのワンチャンスだったわけでまさに巡り合わせとは不思議なもの。地元では機会が合わず仕舞いだっただけに。

同じ五藤利弘監督『モノクロームの少女』は旧ブログでもここでも採りあげたが、最大の違いは中越地震が大きな要素になっていること。この監督独特の危ういほどの過度にスローな波長は今回も相当に活きている。それがやはり一番の魅力であり、だからこそ風景も人物もストーリーも活きるのであってその逆ではない。ただ唯一地元民としては何とか〈方言=栃尾弁〉を入れてほしかったとは思う、監督自身地元民(隣の長岡とはいえ)なだけに。

気になったのはあの校舎。どこだろうと検索したが場所まだ判らない。廃校舎は2、3知っているがあれは初めて見た。栃尾or長岡近辺にあるのならぜひ行ってみたいが。あと『モノクローム』でのあの〈橋〉がまた使われていた、監督よほど好きらしく。石積みは多分近年復活させたものだが(実際目撃している)、実は子供の頃一度だけやった記憶がかすかにある(例の偽記憶かもしれないが)。杜々の森の水場には腰おろさないよとかヤボなつっこみはこの際ナシで。

W主演の1人竹富聖花は甘力だったのか! 石橋杏奈はスカキャラ出身のホリプロ。どちらもこの映画らしい透明感(という言葉の意味よく解っていないが)が出ていてよかった。DVD化希望。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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