千街晶之『国内ミステリー マストリード100』

千街晶之さんから『読み出したら止まらない! 国内ミステリー マストリード100』(日経文芸文庫)をいただきました!

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まだ一部を覗いただけですが、所謂ネタバレorネタバラシなしのガイドブックなのがまず嬉しいのと、1作家1作品であるにも拘らず「あらすじ」「鑑賞術」「著者について」各項とも何だか凄く中味が濃いようです。短い中にも各作のテーマへの鋭い切り込み・他作家他作品との影響関係(海外含め)までふんだんに盛り込まれてて、1作家1作品という制限さえ感じさせない作りで、これはもう指針・参考になりまくりですきっと。それと千街さん特有の絶妙なバランス感覚がここでも発揮されてます、つまり一般性(普遍性)追求とマニアックさ追求がどちらも遠慮し合ってないんですよね、つまり「広く」且つ「深い」。これは凄いことだと思う。

千街さんが関わったガイドブック系というと最近では『本格ミステリ・フラッシュバック』『本格ミステリ・ディケイド300』(ともに共著)が画期的座右的でしたが、その精神が活かされてると思しきこの単独著『マストリード』はやや薄めの文庫本なので外出の供にも手軽そうで、座右というよりバッグ右ポケット右に。いつでもどこでも千街さんと一緒なんて嬉しい!

というわけで千街さんありがとうございました(そのうちまたカラオケ是非)!