7/18於神保町シアター『怪談蚊喰鳥』(1961 大映京都 森一生)
http://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/program/actors-daiei_list.html#movie08
↑ この2枚のスチールに類するシーンはあるが勿論同一ではない(どちらにもある重要なカギが隠されている)。
船越英二の名演もさることながら何より中田康子の妖艶さに目が釘づけ。これ以前に『四谷怪談』(59)でお岩を、『怪談累が淵』(60)で豊志賀をやってるらしいがさもありなんのハマりぶりで、そちらも是非観たい。
それと小林勝彦(写真下右)も含め主要3キャストの科白の巧さに舌を巻く。
映画のみならずTVドラマもそうだが総じて昔の俳優の喋りの術にはいつも感心せざるをえない。とくに時代劇ではそれが顕著に出るので、近年大河ドラマ等を視ててもつい首を傾げることがあるのはその点の如何ともし難い差があるからだ。いつの頃からか何かが変わってしまった気がする、それは何なんだろうか…
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