http://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/program/y-kayama_list.html#movie15
(※ネタバレ注意→)http://movie.walkerplus.com/mv22378/
掛け値なし飛び切りの大傑作。邦画ノワールの頂点じゃないこれ? 加山雄三は抜きん出た名優だ、もっと見直されるべき。70年代の匂いがムンムンとするのでてっきりそうかと思ってたら68年だ。とすれば雰囲気を先どりしてる。個人的には'70sって何となく毛嫌いするタチだがこれはイイ。そこに達する直前なのが効いてるのかもしれない、なりきってないところが。日活から客演の浅丘ルリ子が絶品。加山と2人ボディペインティングしてのダンスシーンは固唾呑む。宿敵の殺し屋役森雅之は57歳だがアクションが凄い(この5年後に物故)。小沢昭一背中だけの出演。あとガンマニアが銃器のリアリティに矢鱈注目してるようだがそこにだけ絞られるのはどうもな。
浅丘ルリ子 ↓ 。同時期のレコジャケだが髪はこの感じだった、やっぱロングは素敵。
↓ 劇中の加山の愛車と同型のトヨタ2000GT(『007は二度死ぬ』1967より若林映子)。
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