12/9火ラピュタ阿佐ヶ谷『自由ヶ丘夫人』(1960東宝 佐伯幸三)。
http://www.laputa-jp.com/laputa/program/katodaisuke/sakuhin2.html#11
http://movie.walkerplus.com/mv23055/
↑ 新珠三千代(※この映画とは別の画像)。アンモラルを秘めたコミュニティ劇という意味では後年のテレビの『金妻』物に通じるが喜劇なのでむしろ『間違いだらけの夫選び』(85)の祖型か。〈夫人〉たちの中ではとくに加東大介の妻役杉葉子が善意?から他家の騒動を拡大させるやや異常心理気味の主婦を熱演。擦れ違い夫婦役の有島一郎・淡路恵子の両人は当時テレビでは機会が少なかったが懐物映画に耽り始めてから一番沢山見る顔になった。新珠・池部良夫妻の仲を案じる姪役浜美枝はデビュー年でまだ16~7歳、7年後にボンドガールになるとは予想もつかない頃。加東とセットのようによく出る姉沢村貞子は口八丁の洋装店主役がドハマり。
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