帰省前に池袋某店で衝動買いしたアルバム 伊藤照子とオールスターズ・ワゴン『ツイストで踊ろう』。
ポイントはボーカル伊藤照子 ↑ が60年代初頭ロカビリー全盛期ごく短時日活動したいわば幻の歌姫なことと、去年からハマってる懐物映画で図らずも何度も顔見ることになった昭和の名怪優伊藤雄之助の長女なこと。ライナーノーツによれば、スポーツ勉学万能なお嬢様だったが高1でロカビリーに目覚め父の猛反対を押し切ってジャズ喫茶で唄い、1962(昭和37)年オールスターズ・ワゴンのボーカルとしてメジャーデビュー。が同分野で多くのスターが群雄割拠する中ブレークには至らず終わったようだ。
↓ シングルレコードジャケットグラフィティー。
1. レッツ・ゲット・トゲザー(二人だけなのに) 2. フールNo.1 3. スウィート・ナッシンズ・ツイスト 4. ウエディング・ベル 5. ペパーミント・ツイスト 6. さくらツイスト 7. パパもママもツイスト 8. いとしのアン 9. 愛しのノーマン 10. ソー・ディープ 11. スティール・ギター・ラグ・ツイスト 12. ピーター・ガン・ツイスト 13. ジャングル・ツイスト 14. 第3の男ツイスト 15. タッタ・ツイスト 16. 峠の幌馬車ツイスト 17. ジェニー・ジェニー・ツイスト
聴いてみると期待以上にイケてて安堵&快哉。これでも売れなかったのかなと思うが、その道のファンの人のサイト見ると当時は星の数ほどロカビリー歌手がいてスターになれたのはごく一部と判る(尤も分野時代問わずそういうものだろうが)。
↓「スウィート・ナッシンズ・ツイスト」と「ペパーミント・ツイスト」はアメリカンポップスカバー。「さくらツイスト」はバンドリーダー津々美洋(つつみひろし)作曲。
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