無題

某所のある記事。

【「イスラム国の警告から72時間の猶予期間がありながら、政府は肝心要のNSC国家安全保障会議)を一向に開催しようとせず、期限ぎりぎりの23日午後まで持ち越している。NSCの開催結果を受けて、外務・防衛・警察の各当局が対応を決める手はずだが、これでは時すでに遅しだ」(大手紙政治部記者)

実は、ここにきて、ある重要な情報をキャッチした。ある政府関係者が打ち明ける。
安倍政権の中枢は昨年10月末ごろ、『フリージャーナリストの後藤健二イスラム国に誘拐された』との情報をすでに把握していたようだ。その後、外務省の一握りのスタッフだけで水面下の秘密交渉を続けたものの、失敗したと聞いている」
 これが本当なら、安倍首相は人命のかかった人質解放交渉を途中で放棄し、昨年12月にあの“大義なき”衆院解散・総選挙に雪崩れ込んだことになる。
 当時の経緯を振り返ってみよう。昨年10月8日、後藤氏は民放の情報番組に出演し、知人である湯川遥菜氏の人質事件を振り返った。その後、シリアに取材に向かっている。ところが、12月6日に仙台市で予定されていた後藤氏の取材報告会は中止になっていた。すべては、この2ヶ月間に秘密が隠されている。前出の政府関係者が続ける。
「実は、“御用メディア”として知られるテレビ局が10月下旬ごろ、シリア入りする前の後藤氏と接触し、取材依頼をしたようだ。当然、取材経費の話もするだろう。後藤氏はいわばテレビ局に特派された格好。ところが、数日たっても一向に連絡がない。どうも後藤氏はガイド役に内通されて、イスラム国に差し出された疑いが出てきた。慌てたテレビ局は、いち早く政権中枢に相談したという流れのようだ」】

【 一部には、「後藤さんは政府の意を受けてイスラム国側にわたった」という真偽不明の情報が流れているが、これは後藤氏に取材依頼したテレビ局が“御用メディア”として知られることに由来するのかもしれない。
「実際、このテレビ局は、後藤氏の消息にまつわる独自の情報をつぎつぎと伝えている。自社がどう関わったかという肝心な点は一切明かしていない」(前出・政府関係者)】

【「今回、イスラム国の人質事件も交渉決裂とみた安倍政権は、早々に投げ出した。その証拠に、首相をはじめ外務大臣防衛大臣もともども同時に外遊に出かけ、日本を空っぽにした。そんな政権の生ぬるさを見透かして、身代金要求映像が公開された。情けないことに、安倍首相が自ら設置したNSCすら開催できず、全ては後手後手に回ってしまった」(前出・政治部記者)】

 

 

今回幾つか個人的に素朴な疑問がある。

まず、政府はヨルダンと交渉したいらしいが、それが死刑囚解放のためだとすれば、身代金支払いと同様テロに屈したことになるんじゃないかということ。それとも「屈した」というのは「カネを払った」場合だけのことなんだろうか。そもそも「屈する」とは何なのか。何もできず人が殺されたこと自体が最大の「屈服」じゃないのか。人質が殺されてもカネさえ払わなければ「屈しなかった」ことになるからオッケーってことか。それとも自国のカネを払うのはだめだが、他国の重罪人なら放免にしてもかまわないってことか。

それと、人質殺害の報以後大手ネットニュースメディアで真っ先に出てきたのが「6割が政府の対応支持」という緊急調査結果だったこと。1人殺されもう1人も危ないという絶体絶命の時点で、それって真っ先に必要な情報&調査か? 人質殺されても半分以上に支持されるんならこんな楽な話はないだろう、いっそもう1人も殺されたほうがもっと支持率あがるんじゃないか。冗談じゃなくそういう結果になりそうな予感がする。民主党は震災対応で政権失ったが、自民党は人質を殺されたお陰で政権をもっと磐石にするだろう間違いなく。