嵯峨三智子『女の橋』

2/11水 ラピュタ阿佐ヶ谷『女の橋』(1961松竹 中村登)

http://www.laputa-jp.com/laputa/program/hanamachi/sakuhin2.html#11

http://movie.walkerplus.com/mv20115/

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とにかく嵯峨三智子を見たかった。見て驚いたのは大変な演技力。いや演技と言うより役者さんたちがよく言う〈入り込む〉とはこれかという域。しかもそれが決して激情的で喜怒哀楽豊富とかいったことじゃなく、ごく自然に成りきってるという意味で。とくにラスト近くのワンショット一気の長台詞は芝居を微塵も感じさせずこの嵯峨という女性自身の喋りかと錯覚するほど。花柳界映画幾つか観た中でこの人が一番嵌ってる。がそれほどの才ながら私生活の乱れのせいで出演作が少なく惜しい。とくに個人的に記憶にあるのが大河『三姉妹』(64)に出演しながら睡眠薬常用のためやむなく途中で死ぬよう脚本変え降板したこと(後年何かの記事で知った)。そのせいで大河連投しながらNHKから干されたというがそのときの相手役が佐藤慶(浪人毛谷右京)で、この『女の橋』でも早世する夫役が同じ佐藤慶なのが奇縁(大河より先だが)。他に田村高廣が憎々しい〈女の敵〉男、藤山寛美(映画では初見)がお調子関西商人。

↑ 上のスチール(左嵯峨 右田村部下役 山本豊三)は不鮮明過ぎなので『悪名市場』(63)のを挙げておく ↓ 。

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