舟木一夫『夢のハワイで盆踊り』
8/24月 ラピュタ阿佐ヶ谷『夢のハワイで盆踊り』(1964東映 鷹森立一)
http://www.laputa-jp.com/laputa/program/toei-gendaigeki/sakuhin3.html#26
http://movie.walkerplus.com/mv21258/
楽しい! タイトルの明朗過ぎ感そのままの友情讃歌青春歌謡映画。舟木一夫(20) 加藤治子(42)母子とハワイのお祖父ちゃん笠智衆(60)の仲直りのため本間千代子(19) 高橋元太郎(23) 堺正章(18)ら陽気な仲間たちがひと肌脱ぐ。この他愛なさ過ぎな大筋が利いて却って感動呼ぶ。御三家それもとくに舟木でいつも思うが20歳そこそこでの座長でなまじの本業俳優そこのけの堂に入りっぷりは本当にこれぞ国民的大スター。舟木は中盤やや歌が少ないのが残念だがその分ラストの盆踊りでは櫓の上からたっぷり聴かせる。本間もちょっとだけ唄うが特筆は中盤『象印歌のタイトルマッチ』(司会ロイ・ジェームス久々見た!)で高橋がプロ歌手の片鱗魅せることで(当時スリーファンキーズは既に脱退)テレビでも唄う姿視たことなかったので貴重。『象印…』は実在の番組で懐かしく、この映画の音楽担当船村徹(32)が審査員役でカメオ出演しゲスト歌手コロムビア・ローズ(二代目)は名曲「智恵子抄」披露のみならず何とハワイにまで同行し盆踊りでも唄う! 舟木のレコード会社コロムビアのバックアップによるだろうが当時コロムビア・ローズと言えば世代的にこの二代目を『コロムビア・ショー』等でよく視/聴いてたのを憶えてる。堺は既にザ・スパイダース(やはりコロムビア)に入っていたがまだGSブーム爆発直前期でデビュー曲「フリフリ」はこの翌年(65)。ハワイとの架け橋役 高見リサは高見エミリーに似てると思ったら実姉とのことだが詳細不詳。
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