山本富士子 川崎敬三『旅情』

4/2土 ラピュタ阿佐ヶ谷『旅情』(1959大映 田中重雄)

http://www.laputa-jp.com/laputa/program/geiniikiru/sakuhin3.html#26

http://movie.walkerplus.com/mv26303/

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山本富士子 川崎敬三。本篇カラー。ある意味でなかなか凄い映画。中盤まではハワイ在住日系人社会の人々(設定上)の英語混じり片言日本語が(当然演技だがそれだけに尚更)むず痒過ぎたりフラダンス等定番過ぎハワイ観光ネタがのんびり過ぎたりでどうなることかと案じられたがある出来事を境に俄然カタストロフへの予感と緊迫が急騰しそれまでのむず痒さも気にしていられなくなった。この「物語のひっくり返り方」の凄さは瞠目物。突如現出する著しい悲劇性の効果は山本&川崎という男女両名優の特質あればこその感。他の俳優(例えば…女優 岡田茉莉子 若尾文子 池内淳子etc 男優 佐田啓二 池部良 鶴田浩二etc…)ならどうかと想像するとどうもこの2人と同種のテイストを醸し出せる組み合わせを想像しにくい。山本の女の弱さの加減 川崎の男の甘えの加減…ともに余人には代え難い絶妙な嵌まり。間に挟まれる野添ひとみも鍵となる難役を熱演。後味がいいとは到底言えない(そこに意味があるとは言え)が考えさせるもの多し。劇場サイトの紹介には甘いメロドラマとあるがそれのみにはとどまらず。

特集テーマの華道は池坊流指導だが実質添え物程度。冒頭主題歌山本自身歌唱 美声。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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