1987~88にやったロマンス小説8冊。
『愛すればこそ』『湖にさよなら』『恋はサスペンス』『トワレの小壜』『麗しのパートナー』『渚のバラード』『時のかなたに』『愛につつまれて』。邦題&訳者名は編プロ任せで 佐藤貞美(2冊) 佐藤良美 佐野茜(各1冊)の他 なぜか某著名教授名で4冊(不明だが理由あったらしい)。いずれも創訳(キーさんこと往年の倉阪鬼一郎氏の造語)とでも呼ぶしかないやり方で そんな方向性が祟ってか ほどなく発注元の編プロが親版元から切られることに。つい先日の翻訳者の集まりで現役の人から聞いたところ現在はそういうことは許されず普通小説と同様のちゃんとした訳し方が徹底されている由。が個人的にはこれでかなり鍛えられたのはたしか&マニュアルのせいもありこの頃の習性は今も根強く残る(とくに漢字の開き方等)。&全作面白かったのもたしか。どれか忘れたが 熱気球に乗り空の上でイタすラストに笑い噛み殺した記憶が(刊行時にはカットされていた)。
タイトルでは『トワレの小壜』がボサノバの曲名みたいで好み。瓶でなく壜なのも乙。
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