宇野重吉『西陣の姉妹』/長谷川一夫『かげろう笠』

11/27月 シネマヴェーラ渋谷 大映女優特集 『可愛いめんどりが歌った』他 -より続。

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西陣の姉妹』(1952 西村公三郎)

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↑ パンフレット 左 宇野重吉 宮城野由美子 右 三浦光子 津村悠子。本篇白黒。脚本 新藤兼人。「没落旧家を情け容赦なく追い詰める」との紹介は正鵠。最悲哀(と言うより真に救いないのはこの人のみ)は東山千栄子。今特集作『西條家の饗宴』で名主演魅せた菅井一郎 こちらでは本領の憎まれ役見事。3姉妹中主演格 次女 宮城野 抑えた独特演。相手役 宇野 実は頼りにならない番頭乍ら…中盤ある驚きの展開。他で注目は荒気性の女工 日高澄子 忠恩の元芸妓 田中絹代三橋達也 1シーンのみ顔見せ。

 

 

 

併映 『かげろう笠』(1959 三隅研次)

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長谷川一夫 新珠三千代 香川京子。カラー。ヒロイン香川 サブ新珠。「『街の灯』『ローマの休日』思わせる身分差ロマンス」との紹介はややカッコ付け過ぎで 余計な形容の要なく安心して楽しめる純娯楽作。長谷川は市川右太衛門のように立派過ぎず且つ片岡千恵蔵のように貫録優先過ぎず 適度な軽さ洒脱さが嵌まり。またこうした話の場合 やくざ者=実は若様 等の捻りが定番だが 本作はそれを採らないストレートさで却って新鮮。上のポスターの長谷川は刀持つが 本篇ではちんぴら風来坊設定ゆえ終始丸腰。腕っ節あり乍らそこ自慢でなく徒に正義感振りかざすわけでもないのが好感。数度の擬斗中 終盤の田崎潤との絡み最注目。

長谷川主演作観覧は『江戸っ子祭』↓ に次ぎ2作目。

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