3/12月『シェイプ・オブ・ウォーター』於 TOHOシネマズ新宿
http://www.foxmovies-jp.com/shapeofwater/
↓ 左から マイケル・シャノン サリー・ホーキンス オクタヴィア・スペンサー。
↓ 絶嵌まり役 ホーキンス(右) 主演女優賞20近く獲得。アカデミー賞は候補となるも逸。
↑ 個人的最気に入りのスペンサー(左)もアカデミー助演賞逸。が既に受賞歴ありとは!
↓ 左 リチャード・ジェンキンス。最高齢キャスト(70歳)乍らLGBT設定。
↓ 最熱演と言えるシャノンとその敵対役マイケル・スタールバーグ。
↓ Wマイケルのインタビューショット 和ませる図。
↓ 左2人目クリーチャー役 ダグ・ジョーンズ。主要配役全員当て書きとのこと。
パンフより監督ギレルモ・デル・トロ ロングインタビューの最サワリ。
【僕は『美女と野獣』が好きじゃない。「人は外見じゃない」というテーマなのに、なんでヒロインは美しい処女なんだ? なんで野獣はハンサムな王子様になるんだ? だからヒロインをモデルみたいな美女にしたくなかったし(略) 半魚人をキスで変身させたりはしなかった。彼は野獣のままで猫を食う。モンスターだからいいんだよ。】
傑作! ワンシーンの無駄もない終始独特のリズム感に満ちた運びが素晴しい。この佳さの正体は何か? …と考えると 突き詰めればデル・トロのユーモア精神にこそ核があるように。映画館の上のアパート 半魚人と冷戦 高官と清掃婦etc…全てそこに収斂し 緊密なサスペンスさえそれあってこそ生まれると。
You'll Never Know ルネ・フレミング
些細なこと乍ら唯一気になるのは1962年の時代感。ビートルズがデビューしたこの年はもう少し世界的にも雰囲気が変わり始めていた(日本でも)のではと言う気がするが この映画でのそれはこの曲に象徴されるように寧ろほとんど40~50年代を思わせる。デル・トロが64年生まれでその時代を肌では知らない世代であるため?…などと言うのは逆に自分の無知ゆえか…
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