備忘 ラピュタ阿佐ヶ谷 特集【鬼才・奇才・キ才 岡本喜八】(2018/5~7月)
6月中旬某日『月給泥棒』(1962東宝)
http://www.laputa-jp.com/laputa/program/okamotokihachi04/sakuhin3.html#25
https://www.toho.co.jp/library/system/movies/?749
https://movie.walkerplus.com/mv20668/
↑ 宝田明 司葉子 上 原知佐子 若林映子 下 ジェリー伊藤。カラー。意外なまでにも軽いノリのサラリーマンコメディ。宝田 得意の口八丁お調子者営業マン。司はそれに引き摺り廻される一方でキャラ的には少々弱。寧ろ標的役 ジェリーがガイジン乍ら一筋縄でないやり手設定で終始の大活躍。他女優陣 原 若林 横山道代らは花添えの域。男優陣では窓際管理職役 宮口精二 ライバル社汗かき社長役 富田仲次郎ら持ち味。DVD化なし。
↓ 岡本作常連 砂塚秀夫と宝田 若林。
6月中旬某日『地獄の饗宴』(1961東宝)
http://www.laputa-jp.com/laputa/program/okamotokihachi04/sakuhin3.html#26
https://www.toho.co.jp/library/system/movies/?678
(結末あり注意) https://movie.walkerplus.com/mv20292/
↑ 右 三橋達也 左 団令子 池内淳子。白黒。個人的に今特集で一番観たかった作で 初見時 大傑作と感嘆し是非再見をと。渋谷実『悪女の季節』(58)に比肩する邦画屈指の名ピカレスクと改めて。微かなコメディ風味が高効果なのも『悪女…』に通。ミステリー映画としての捻りのセンスも抜群。三橋 団 中北千枝子 佐藤慶ら攻守主勢 其々に切れ味峻烈。砂塚秀夫 天津敏 若宮忠三郎 上田忠好ら個性派の短時見せ場も注目。ある意味アメリカンニューシネマの某傑作を遥か先どりの感も。今に至るもソフト化なしが意外&惜。
↓ 団 佐藤 三橋。
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